今日は、友人のお父様の1周忌の法要に出席させて頂いておりました。
その友人宅に、12歳を越えた柴犬の「ノビタ君」が番犬? として玄関にいるのですが、
数年前から、両目が白内障になってしまい、もう目は見えていない状態です。
それでも体は元気で、友人いわく「余生を楽しんでるよ!」 だそうです。 (^。^)
ノビタ君が、失明してしまってから久しぶりに遊びに行った時のことです。
以前のように「ノビちゃん 久しぶり〜」と声を掛けると、嬉しそうに出てきて飛びついたりとさんざん喜びを表現してくれ、「覚えてくれてんの〜」と頭を撫でていた時です・・・
ふと私の手の匂いを嗅いだとたん、体が固まったように動きが止まり、怖がるように家の路地裏に、
あちこちぶつかりながら、後ずさりをはじめたんです。
思っていた人と違った・・・ と言わんばかりの行動に、私もショックでショックで・・・ (ToT)
その日は刺激しては可愛そうだと思い、そのまま帰りました。
そして今日も「のびちゃ〜〜ん」と呼びながら行くと、ハウスから出てきて私の手の匂いを嗅ぐと、
解ってくれているのか、嬉しそうに尻尾を振って手をペロペロ舐めてくれました。(*^_^*)
若かりし頃は、玄関を入るなり飛びつくは、舐めるはと家の中に入るのに一苦労で、一通り歓迎してくれた後は、必ずその時の自分の自慢の物を、得意気にくわえて見せてくれます。
それは野球のグローブだったり、松ぼっくりだったりと色々なんですが、「凄〜〜いノビちゃん
いいね〜〜」と言うと、「でしょう〜」と言わんばかりにくわえた状態で、目をキラキラさせておりました。
目が真っ白になっている顔を見るのは辛いですが、顔は生き生きとしており、毛並みも良く
ちゃんと見えているかのような表情で私を見てくれます。
彼の心の目には、私の姿が浮かんでいると信じております。
長生きしてね、ノビちゃん! !(^^)!
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